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ニキビができると、どうしても気になってつぶしてしまうこともありますよね。
つぶすつもりはなくても、悪化しすぎて破裂してしまったり、寝ている間につぶれてしまうということもあります。もし、やむをえずニキビをつぶしてしまったら、ニキビ跡が残らない・悪化しないようにケアをすることが大切。そのためにはどのようなことに注意すればいいのでしょうか?
ニキビ跡のケアをする前に、まずはニキビ跡が残ってしまう原因を知っておきましょう。
ニキビ跡は、「赤みが残るニキビ跡」「色素沈着が残るニキビ跡」「クレーターが残るニキビ跡」の3つのタイプに分けられます。
赤みが残るニキビ跡の原因は、ニキビができて炎症を起こしてしまった毛穴の周辺がうっ血してしまうことです。
色素沈着が残るニキビ跡は、炎症が起こった毛穴の周辺の毛細血管が破裂して血がにじんでしまうことが原因とされています。
また、クレーターが残るニキビ跡はニキビの悪化によって皮膚組織まで破壊されてしまうことによってできるといわれています。
クレーターが残るニキビ跡は皮膚組織が破壊されてしまっているので自力で治すことは難しいのですが、そのほかのニキビ跡はスキンケアによって悪化を防ぐことができます。
赤みが残るニキビ跡と色素沈着が残るニキビ跡を悪化させないようにするためには、「保湿ケア」がカギとなります。
肌の水分量が少ないと角質層が硬化して、バリア機能やターンオーバーを促進する力が低下してしまいます。
十分な保湿で皮膚の再生を促してあげましょう。
肌には元々潤いを保つための皮脂が存在しています。
洗浄力の強い洗顔料を使っていたり、ゴシゴシこするように洗顔してしまうと必要な皮脂まで洗い流してしまうので、まずは保湿効果のある洗顔料に替え、洗顔の仕方を改めましょう。
これだけでも、肌が本来持っている保湿力を呼び戻すことができます。
さらに、足りない分を化粧水や乳液、クリームなどでカバーします。
コラーゲンやセラミドなど保湿効果の高いスキンケア用品を使うことで、肌の水分量をアップさせることができます。
ただし、保湿したいからといって色々なスキンケア用品を重ね塗りしすぎるとかえって肌にとっては刺激となってしまいますので、あくまでスキンケアはシンプルに行うことが重要です。
ビタミンC誘導体が配合されたスキンケア用品を使用する、ピーリングを行って肌のターンオーバーを促進するといったケア方法も効果的と言われています。
ニキビ跡を改善させるには、長い時間がかかります。
しかし、丁寧にコツコツと保湿を続けていくことで悪化を防ぎ、新しいきれいな肌をつくることができます。
あきらめずに続けてみてくださいね。
>>【次の記事】 ターンオーバーと健やかな美肌をキープするスキンケア術