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家事に仕事に趣味、お付き合い……。
何かと忙しい現代女性の新しいたしなみ、それが「時短メイク」です。
寝坊してしまった、あと3分しかない!
そんな状況でも、大人の女性として礼儀に反しないレベルに仕上げるテクニックをご紹介します。
10代の女の子なら色付きリップ1本あれば問題ないでしょう。
ところが大人の女性はそうはいきません。
シミやシワのもとになる恐ろしい紫外線にノーガードで外に出るわけには行かないし、
気になる肌のアラも整えたい。
そのままでは具合が悪そうに見えてしまう頬や唇に赤みも差したいし、
細眉が流行した時に抜いたまま生えてこない眉毛もどうにかしたい……。
そんな「これだけは手を抜けない」ポイントを押さえるのが時短メイクの基本です。
紫外線から肌を守ると同時に肌色を整えてくれる優れものです。
選ぶ時はまずUVカット機能があることをチェック。
カバー力のあるタイプ、スキンケア成分の高いタイプなど、
いろいろな種類があるのでご自分の肌と好みに合わせて。
血色良く見せるレッド系がおすすめ。
手や指についたBBクリームやクリームチークをさっと拭き取るには乳液が一番です。
大きめのコットンと、高いものでなくて良いので乳液を用意しておきましょう。
まずは「肌」。
BBクリームを両手に取って伸ばし、顔全体に大胆に塗り拡げます。
余った分はまぶたに重ね塗りします。
目元が明るいだけで印象が変わるので肌の負担にならないようにポンポンと、
上下のまぶたのキワまで軽く叩き込んで。
さらにクマやシミなど隠したいところに重ね付けしてコンシーラーを使う時間を省きます。
肌が整ったらクリームチークの出番です。
指にとって頬骨のあたりに馴染ませます。
クリームチークはパウダータイプに比べぼかしやすいので調整が簡単です。
そしてここでとっておきの裏技を!
このクリームチークを唇につけてしまうのです。
チークとリップは同系色でまとめるのが無難ですし、リップメイクも済むので一石二鳥!
唇に塗るときははやり指を使って内側を濃い目に、リップラインに向けてぼかして、
内側から血色がにじみ出るようにします。
これははみ出し防止にもなります。
そしていよいよ「眉」です。
表情をキツくするのも優しくするのも眉次第!
もともとの眉が濃い目の方はアイブロウパウダーでムラを整えるだけでOK。
薄い方は気合いを入れて描きましょう。
削らなくていい、繰り出しタイプのアイブロウペンシルで丁寧に描き、ブラシでぼかします。
眉を素早くきれいに描くには経験あるのみです。
苦手な方は日頃から練習しておきましょう。
ここまでの所要時間、なんと3分。
あと2分時間が許すときは自分の悩みに合わせてもうひと手間加えます。
目元をパッチリさせたい方はビューラーでまつげを上げて、アイラインを引きましょう。
手っ取り早いのは、眉を描いたときにそのアイブロウパウダーやペンシルで
アイラインを描いてしまう方法です。
黒のアイライナーより茶系のほうが上品で柔らかい雰囲気に仕上がるだけでなく、
多少ラインががたついても目立ちません。
また夏場や、肌質によって崩れが気になる方はフェイスパウダーをはたきましょう。
この時大きなパフを使うとよりスピーディーです。
ポイントを押さえた時短メイクで手抜きに見せず、
いつも落ち着いた大人の女性を演出しましょう。